春のウリドキ！　桜の季節はいつから？　～マーケティング基礎～

新商品も発売され、新生活スタートやレジャーなど、活動も活発になる春。なかでも春のイメージとして日本で定着している「桜」は、春の販促活動に欠かせないモチーフです。

この記事では、桜の開花時期などのデータを通して、春のマーケティング時期やオススメの桜ノベルティをご紹介します。

気象庁データから、桜の開花・満開の時期を見てみましょう。

「さくらの開花状況」（気象庁）
「さくらの満開状況」（気象庁）

平年日を見ると、例年3月末～4月、北海道では4月末～5月が桜のシーズンとなっています。

上図は平年日から見た桜の開花季節です。近年は温暖化の影響もあり、桜は3月早めに咲くこともあります。例年通りであればお花見などを見越した展開は3月最終週～4月初週がピークとなりますが、行楽を見越した売り場展開には注意が必要です。

気象庁では平成21年春を最後に「さくらの開花予想発表」を終了しているため、民間の気象事業者の開花予想等を参考にすると良いでしょう。

気象庁の03月～05月の天候の見通し（2024年02月20日発表）によると、03月～05月は暖かい空気に覆われやすいため、平均気温は東・西日本で平年並か高く、沖縄・奄美で高い見込みです。
また、前線や湿った空気の影響を受けやすいため、03月～05月の降水量は沖縄・奄美で平年並か多いと予想されています。

2024年の春は平年より温かさが予想されるため、夏物アイテムの需要が早まると予想されます。

詳しくは「2024年春の天気は？　夏に向けての売り場準備　～販促と気候～」をご覧ください。

店舗では「桜」が見られる時期は何時頃からでしょうか。
桜のお菓子や化粧品など、春は限定の「桜」商品や、パステルカラーなど華やかな商品が増える時期。桜モチーフや春の新商品は2月頃から発売されるため、店舗では実際の開花よりも一足早く、桜をイメージした売り場展開が行われはじめます。

新生活応援にも春を想起させる桜イメージは定番ですね。2～3月の新生活応援キャンペーンや、4月頃に行われるお花見など春の行楽にも桜モチーフが◎。

このため、桜イメージの販促は、2月頃から始めるのが◎。2～4月にかけて、桜モチーフを用いた売り場展開・販促活動を行うと良いでしょう。
シーズン品は在庫も限られているため、ぜひお早めにご相談ください。