
「家計調査」は、総務省統計局が毎月実施している統計調査です。全国的にモノがどのような時期に売れているのか知ることで、効果的な販促計画を立てることができます。
そこで今回は、総務省統計局の「家計調査」をもとに、自動車・自転車関係のオススメ販促時期をご紹介します。
家計調査とは?
総務省統計局の「家計調査」は、総務省統計局が毎月実施している統計調査です。全国約9千世帯を対象に、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査しています。国民生活における家計収支の実態を把握し、日本の景気動向の重要な要素である個人消費の動向の把握できる基礎資料として、公共団体や民間企業、研究所などで幅広く利用されています。
家計調査の調査対象は学生の単身世帯等を除く全国の世帯です。2015年国勢調査によると、これらの世帯は約5157万世帯で全国世帯の約96.5%を占めており、国民生活を把握する対象として参考となります。
家計調査を活用することで、売り場の問題点把握や販促活動の計画づくりに役立てられるでしょう。自社のPOSデータと比較すれば、全国的な傾向との違いなども合わせて見えてきます。

消費支出が一番多い月は?
それでは、家計調査のデータを見ていきましょう。今回は、「家計調査(家計収支編) 時系列データ(二人以上の世帯)」を基にしました。

家計調査によると、消費支出の合計が多い月は、年末の12月、新生活が始まる3月と4月の順となっています。
コロナ禍・緊急事態宣言のあった2020年は消費が落ち込んでいますが、全体の傾向としては、毎年同じような傾向になっています。
2019年末に発生したコロナにより、国民生活は2020年から大きく変化してきました。経済状態も徐々に立て直し、2023年にコロナは5類へと移行しましたが、消費行動はいまだに変化し続けています。2019年までと同様の売れ筋シーズンが見込めるものもあれば、変わるものもあるでしょう。より細かなリサーチが重要となっています。
自動車・自転車が売れる時期は3月!

3月は卒業シーズンでもあり、4月からの入学・新入社や異動・転勤、引っ越しなどのライフイベントに向けて準備する時期です。このため、3~4月の新生活シーズンは、消費者の消費行動が大きくなります。年末商戦に次ぐ消費支出の時期である3月は、自動車(自転車)や関連商品が売れる時期でもあるのです。
新しい通勤・通学などのライフスタイルの変化によって、自動車や自転車の消費需要も高まるためです。
それでは、家計調査のデータをもとに見ていきましょう。
自動車や関連商品が売れる時期

「自動車購入」【図2】は、中古車も含む自動車の購入金額の調査結果です。
自動車購入の需要は年によって異なりますが、新生活を控えた2月と3月に、一番大きな需要があります。
なお、2020年のコロナ禍は消費が抑えられる商品も多い中で、自動車は三密を避ける動きによって需要が高まっていました。
自動車の整備費や、カー用品などの関連グッズの需要も3月に高くなります。


【図2】「自動車整備費」は、自動車の整備,修理に必要なサービスに関する集計結果(定期点検料 車検のための整備費、グリスアップ チューンナップ、車の修理代など)。
【図3】「自動車等関連用品」は、自動車その他の関連用品に関する集計結果。例えば、チェーン、ナンバープレート、カーステレオ、カーナビゲーション、ボディカバー シートカバー、車の芳香剤、毛ばたき、洗車用具、ワックス、クリーナー、ブレーキ・エンジンオイル、不凍液、蒸留水、自転車の付属品(子供用の椅子,籠,荷物用のゴムベルトなど)、バイク用ヘルメット、自転車用ヘルメット、ETC車載器、ドライブレコーダーなど。
自転車の売れる時期

【図4】「自転車購入」は、自転車(マウンテンバイク、電動アシスト自転車など含む)を購入した集計結果です。なお、自転車の付属品は「自動車等関連用品」で集計されています。
自動車と同様に、自転車も新生活準備の3月、新生活が始まる4月に需要が高まり、売れていきます。
自動車・自転車のキャンペーンは3月がオススメ
以上のように、自動車・自転車やカー用品は、新生活を迎える3月が売り時となります。この時期に合わせて効果的な販促活動を行えば、より売り上げも上がることでしょう。
自動車関係でオススメのノベルティ
社内で飲み物を飲むためのタンブラーやボトルも定番品です。
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その他、オリジナルブレンドが作れるコーヒーや、もしものときの「エマージェンシーハンマー」、カーソケットで使えるアイテムなど、車関連のアイテムも喜ばれることでしょう。
オリジナルグッズ・ノベルティ制作なら、販促日本一へ
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■参考文献
・「家計調査」(総務省統計局)
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