
乾燥が気になる秋から冬は、湿度を上げる加湿器が活躍します。
高機能な室内加湿器が販売される一方、オフィスや家庭で近年話題なのが、卓上型のパーソナル加湿器。300円~500円のお手軽価格から、3000円~10,000円の家電価格まで、多種多様なタイプが販売されています。
そこで今回は、イルミネーションがついた小型卓上加湿器「ベーシック 卓上加湿器」「パーソナル 卓上加湿器」2点を比較レビュー。価格帯が異なる加湿器をそれぞれ比べることで、ノベルティ選びの参考にしてください。
では、「ベーシック 卓上加湿器」(以降、「ベーシック」)と、「パーソナル 卓上加湿器」(以降、「パーソナル」)2点を比較してみていきましょう。
ベーシックは248円、パーソナルは898円の簡易加湿器です。

付属品
2製品の同梱アイテムの違いを見てみましょう。内容物はほとんど変わりません。
紙箱に袋に包んだ本体と取り扱い説明書が入っています。USB充電ケーブルはボトル本体内に梱包されています。
両製品ともUSBケーブルと取り扱い説明書付きなので、水を入れて電源を入れれば、すぐに使い始めることができます。


・本体
・USBケーブル(Micro-B)
・取り扱い説明書


・本体
・USBケーブル(type-C)
・取り扱い説明書
USB給電式
両製品ともUSB給電式です。付属ケーブルの規格はベーシックがMicro-B、パーソナルがtype-Cとなっています。同規格であれば他のケーブルでも代替え可能です。
ベーシック・パーソナルともに、水タンクの上にUSB口があります。
デザイン

ベーシックは噴射口が上で固定されているタイプ、パーソナルは筐体に傾きがつけられる稼働タイプです。
カラー
色は両方とも白のみ。
ベーシックは丸味のある四角形のボトルで、水タンク部分が半透明の乳白色になっているため、中の水がわずかに見えるようになっています。一方、パーソナルは円柱で、水タンクは不透明の白色となっており、中の水は見えません。
パーソナルは上下で素材が同じため高級感がありますが、残水量を確認できないというデメリットがあります。
サイズ



2製品の大きさはベーシックが64×64mm・パーソナルがφ74mmで、縦横の違いはあまり感じられません。高さは大きく異なり、ベーシックが93mm・ パーソナルが155mmと、62mmの違いがあります。
ベーシックが300mlペットボトル程度、パーソナルが500mlペットボトル程度の大きさのため、卓上に置いても邪魔にならないサイズ感です。高さは6cmほど違いがありますが、卓上に置いたサイズ感としては、大きな違いは感じられないでしょう。
水の適正容量はベーシックが160ml・パーソナルが250ml。容量の差90mlで、約0.6倍の違いが出ています。
注意:加湿時は水が無くなる前に使用を中止し、長時間の連続使用は避けてください。
機能性
加湿機能
両製品とも、加湿方式は超音波式です。小型の卓上加湿器では標準的な加湿方式で、静音性に優れています。
使用してみたところ、両製品とも稼働音は控えめでした。噴射口近くまで耳を近づければシューッという音がしますが、気になるほどではありません。
熱を加えない超音波式は雑菌などが増えやすいため、小まめな洗浄が必要です。両製品とも水タンクは大きくないため、小まめに洗うのは難しくないでしょう。
使い捨てできる価格帯のため、1シーズンのみの使用として割り切るのも◎。
加湿タイプ | 概要 |
---|---|
超音波式 | 超音波振動でミストを発生させ、噴射する。 ファン・ヒーターが無いため、小型で安価、静音性に優れる。 雑菌が増えやすいため、小まめな清掃が必要。 |
スチーム式(加熱式) | ヒーターで水を蒸気に変え、加湿する。 加熱するため雑菌が増えにくい。 噴射口が熱く、電力の消費が大きい。 |
気化式 | ファンの風を濡らしたフィルターにあて、加湿する。 消費電力が小さい。 加湿力が高くない。ファンの音がする。フィルターの手入れが必要。 |
ハイブリッド式(加熱気化式) | ファンの温風を濡らしたフィルターにあて、蒸気を出して加湿する。 気化式とスチーム式を組み合わせたタイプで、気化式よりも加湿力が高く、加熱するため、雑菌が増えにくい。 価格が高めで、電気代がかかる。 |
使い方
説明書が同梱されているため、USBで給電できれば、すぐに使い始めることができます。
手順
[1] 吸水棒を濡らします(吸水棒の上部に水が浸透していないとミストが噴射されません。)。
[2] 本体のカップ部分に水道水を入れ、フタを閉めます。水の容量はベーシックが160ml、パーソナルが220mlまでです。
[3] USBケーブルを本体とUSB給電口に繋ぎ、スイッチを押すとミストが噴射されます。




実機テスト


実際に使用してみると、細かいミストが噴射されました。両製品とも、勢いは同じくらいです。
周囲が結露で濡れるほど強い霧ではないため、直接噴射を避ければ、卓上においても露は気にならないでしょう。
冷房のきいたオフィス(9月)で1時間ほど運転してみると、両製品とも2~3%ほど湿度がアップしました。広い範囲ではききませんが、加湿はされているようです。
なお、このテストでは3%ほど上がっていますが、小型ゆえに加湿性能は環境に左右されやすく、場所によっては湿度が上がらないこともありました。
オフィスの机周りなど、用途を絞った使い方で活かせる製品と言えるでしょう。


加湿のオンオフ/噴射モードの切り替え
加湿は通常(連続噴射)とリズム(断続噴射)モードを切り替えできます。
リズム(断続噴射)モードは、ミストの噴射と停止を3秒ずつ切り替える機能です。加湿量を調整したいときに利用できます。
モードの変更方法
ベーシックのモード変更
[1] スイッチを押すと、吹き出し口からミストが噴射されます【連続モード】。
[2] もう一度スイッチを押すと、断続的に噴射する【リズムモード】になります。
[3] リズムモードは3秒間毎に噴射と停止を繰り返します。
[4] もう一度スイッチを押すと、加湿を停止します。
パーソナルのモード変更
[1] スイッチを押すとライトが点灯し、吹き出し口からミストが噴射されます【連続モード】。
[2] もう一度スイッチを押すと、断続的に噴射する【リズムモード】になります。
リズムモードは3秒間毎に噴射と停止を繰り返します。
[3] もう一度スイッチを押すと、加湿を停止します。
[4] 運転中にスイッチを長押しすると、光る色が固定されます。再度長押しすると、ライトが消えた状態でミストを噴射します。
イルミネーションライト

ベーシック・パーソナルとも本体上部にライトがついており、赤・黄・緑・青・紫の5色で変化しながら光ります。
ベーシックは本体の筒部分から灯りが透けて見え、パーソナルは天面(噴射口部分)が光ってみえます。
[1]スイッチを長押しすると、ライトが点灯します。
[2]もう一度スイッチを長押しすると、消灯します。
[1] スイッチを押すとライトが点灯します。同時に吹き出し口からミストが噴射されます。
[2] スイッチを長押しすると、光る色が固定されます。
[3] 再度長押しすると、ライトが消えた状態でミストを噴射します。
[4] スイッチを押すと、加湿も停止します。
角度調整機能

2製品の大きな違いは、パーソナルだけについている角度調整機能です。
ベーシックは噴射口が真上に固定されているのに対し、パーソナルは前後約45度角度調節可能。卓上加湿器は加湿できる範囲が限られているため、方向を調整できる機能は大きなメリットと言えるでしょう。
価格
価格はベーシックが248円、パーソナルが898円で約3.6倍の違いがあります。水タンク容量や首振りなどの機能面で価格の差が出ていると言えるでしょう。
ベーシックは100円均一や300円均一などで販売されていることで話題の、300~500円の価格帯で見かける簡易加湿器です。1シーズンで使い捨てしやすい気軽さがウリですね。小型簡易加湿器としての標準機能は備えており、手軽なノベルティなら「ベーシック」がオススメです。
パーソナルは家電としての側面が少し強くなります。家電量販店などで販売されている卓上加湿器が3,000~10,000円程度の価格帯であることを考えると、機能面などを割り切った簡易版小型加湿器と言えるでしょう。
スペックを重視する顧客向けや、他と差をつけた加湿器をノベルティにするなら「パーソナル」がオススメです。
名入れ

30×20mm

40×20mm
「ベーシック」「パーソナル」ともに、本体に名入れ可能です。
本体が白色のため、ロゴマークや社名などを入れるとよく映えます。使用する度に目に入るので、販促効果もバッチリ◎。
パッケージ



両製品とも、マットな質感の化粧箱入りです。サイズは縦横であまり違いは無く、パーソナルがやや高くなっています。
製品の写真入りで中身もわかりやすく、裏面には説明書きもあり、市販品のようなパッケージです。オリジナルのギフト感を出したい場合は、オリジナルパッケージに変更したり、のし紙を掛けると良いでしょう。
2製品のパッケージデザインは統一感があるため、「購入金額によって変わるノベルティ」など、同じキャンペーンに採用しても良いですね。
オリジナルパッケージやセット組みも可能
販促日本一ではオリジナルパッケージや、シール貼り、のし掛けなども可能です。
「オリジナルデザインのギフトボックスに入れてほしい」「中身が見えるオリジナルパッケージを作りたい」「パッケージ外からデザインを判別できるように、シールを貼りたい」「贈答用にのし紙を掛けたい」……など、ご要望に合わせて制作いたします。
また、販促日本一なら、アイテムを複数組み合わせたセット組みも可能です。
「加湿器と湿度計をセットにしたい」「加湿器とブランケットの冬ギフトを作りたい」……など、お気軽にご相談ください。

冬ノベルティとの組み合わせもオススメです。
卓上加湿器のターゲットとキャンペーン
小型の卓上加湿器は加湿する範囲がせまいことを活かし、オフィスのデスクで加湿量を調整したいビジネスパーソンや、冬場の乾燥・美容などに気を使う女性に向けたキャンペーンにオススメです。
また、花粉症などで乾燥を気にする方も多く、加湿器は女性だけでなく、男性にも人気があります。とくにシンプルなデザインなら男女問わず使いやすくなっているため、オススメです。
・冬のオフィス快適キャンペーン
オフィス用品を一定金額以上購入するなど、ビジネスパーソン向けに、パーソナルスペースで加湿できる卓上加湿器をプレゼント。
・冬の●●購入キャンペーン
暖房グッズなど、冬アイテムを購入した方に。シーズン感のある乾燥対策アイテムとしてプレゼント。
・保湿・乾燥対策美容キャンペーン
保湿系のクリーム・コスメティックアイテムなどの購入者向けに。乾燥を気にされる方をターゲットとして、加湿器をプレゼント。
比較表
2製品の違いをまとめると、次のような共通点・違いがあります。用途に合わせてお選びください。
YouTubeでもご紹介しております。
その他の卓上加湿器
販促日本一では今回ご紹介した加湿器以外にも、さまざまなタイプの加湿器をお取り扱いしております。
オフィス・ご家庭問わず使用してもらいやすく、ノベルティや記念品、ギフトなどで喜ばれるアイテムです。
今回ご紹介した加湿器のように、加湿器は機能性によって価格に差があります。
企画や予算、ターゲットに合わせて、最適なアイテムをお選びください。
連続運転/断続運転モードの2パターンで加湿
連続・断続加湿の2パターン加湿機能付なら、加湿量も調整できて特別感アップ。
デザイン・タンク容量・ライトの種類などでお選びください。
今回ご紹介した「ベーシック」のように、加湿機能+ライトなど、機能を絞った簡易加湿器なら300~500円の価格帯のアイテムがオススメです。
空焚き防止タイマー機能付
空焚き防止のタイマー機能着きなら、スイッチを入れたまま寝てしまっても安心。ノベルティとしての付加価値もアップします。
「パーソナル」のように、角度調整や空焚き防止機能など高機能なタイプは500~2000円の価格帯が豊富です。
3,000~10,000円など、より本格的な家電への名入れも、ご希望があればお気軽にご相談ください。
サイトにないアイテムもご提案可能
サイトに掲載していない製品でも、ぜひ一度ご相談ください。
「もっと容量の大きい加湿器に名入れしたい」「コーポレートカラーの加湿器をノベルティにしたい」「こんなアイテムを探している」といったご要望にもお応えいたします。
「企画に合わせて、オススメの加湿器を提案してほしい」という場合も、お気軽にご相談ください。
企画・ターゲット・予算・納期などに合わせ、アイテムや名入れ方法、パッケージまでご提案いたします。
お問い合わせ
販促日本一では、ノベルティの名入れだけでなく、フルオーダーのグッズやオリジナルパッケージの作成まで、幅広く対応しております。
お問い合わせ、お見積もりだけでも、お気軽にご連絡ください。